道迷いの繰り言 その続き

旧 道迷いの繰り言 移行作業のみ実施

EA Best Selections サブコマンド=

EA Best Selections サブコマンド
大学院試験が終わり、さあやっとゲーム解禁だあ!(・・・ダメな学生だなぁ私は・・)というわけで、始めたのがこれ。

・・・アメリカ人が本気出すと容赦無いよね、本当に。

何が凄いかって、潜水艦の運用のリアリティがもう徹底的。マイクロソフトのフライトシュミレーターをやった人なら、「それの潜水艦版です」といえばわかっていただけるであろう。
 ゲームの基本的な流れは、潜水艦の艦長になり、与えられた作戦内容に従い、各種ソナー・レーダー・潜望鏡などのセンサー類を駆使して任務対象を捜索・識別した後、搭載兵器により対象を破壊、護衛などして任務を達成する、というありふれた物。しかし・・である。
「敵艦隊のうち、特定の艦を識別し攻撃せよ」なんて例でその内容を説明しよう。
1.スタート時、作戦海域の海図が示されるがそこには自艦しかいない。敵艦は自ら見つけなければいけないのである。
2.パッシブソナー(要は馬鹿でかいマイク)にて敵艦を探す。このソナーは艦首内蔵型と、ワイヤー状の曳航型があり、必要に応じて使い分ける。
 ①ワイドバンドソナーの画面(見かけはテレビの砂嵐画面)に現れるスク  リュー音(縦方向に走る線で表示)を見つけて識別符号を割り当てる(これで 海図画面に対象の方位が直線で示される)。この線、対象 までの距離が遠かったり、音が小さかったりすると細くて見えなかったり、近 場の騒音(大きな音は太く表示)に紛れたり、自艦が高速で走ると全く見えな くなったり・・・。
 ②ナローバンドソナーの画面(見かけは壊れたオシロスコープ)にて、識別した対象のスクリュー音の種類を判別する。これまた対象の音が小さいとやりに くいことこの上ない。種類が判明すれば、対象の正体(潜水艦か水上艦か)、 所属、速度、進行している方角などがおおまかに算出(これも自前の機材で調 べなきゃいけない!)でき、海図に表示される。
 しかし、ここで判別を誤ると海図上に表示される算出結果がまるでトンチンカンなものになってしまう・・・。

3.見つけた敵艦(と思しき反応)が在る(であろう)位置に必要なだけ接近し、アクティブソナー(探信音を発射し、対象からの反射音を感知するもの。戦争映画で「ピン!ピン!」ってうるさいアレ)から1発、探信音を打って正確な位置を測定。ここで反応が無かったら2からやり直し。でも探信音打つと、自分の位置がばれちゃうから、まずはその場から逃げなきゃいけない。

4.あらかじめ発射管に装填していた魚雷に敵のデータを入力、発射管に注水、管の扉を開放(やはり大きな音がするので注意)、ようやく発射。種類にもよるけど多くの魚雷には誘導用のデータ線が付いているので、それを使って誘導。正しく対象の位置を把握していれば数分後に命中する。でもチョイ待ち、君が撃沈したそれ、本当に敵艦?(うろうろしている民間船沈めちゃうと、後味悪い。いや、ほんとに)

5.以上、作戦開始から終了までおおよそ4,5時間(一応早送り機能あり)

・・・だれも読みゃしないだろうけど以上が大体の流れ。本番では
潜水艦のスクリュー音なんてわかりゃしない!とか
しかもそれが喧しい民間船団に隠れてる!!とか
魚雷に目くらまし掛ける!とか
さらにややこしい。
いや、アメリカ人の本気はここまで凄い。

だからこそ面白い!(おい、なぜそこで目をそらす?)

・・・・いや、我と思わん方はぜひ挑戦を!

参考
公式HP
下段「航海日誌」にプレイ画面あり