道迷いの繰り言 その続き

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買ったのか?買って無いのか?買ったとしてどこにあるのか?いつもにまして曖昧なエントリ

河童のスケッチブック (文春文庫)

河童のスケッチブック (文春文庫)

amazonに本をまとめて発注しようと考え,注文リストを考えている.さて,リスト候補の一冊である上記の本,俺はすでに買っているような気がしてならない.少なくとも一部の内容は読んだ覚えがある.ただそれを自分の蔵書から読んだのか,書店で立ち読みしたのか,図書館で借りたのか,はっきりとした記憶が無い.


河童さんの本は中高生のころに一時期ハマり,文庫で出ていた本はほとんど買って読んでいた.しかしこの「スケッチブック」は,はじめて見た時には単行本だったような気がする.そうだとすれば,当時の妙にケチくさかった自分は,立ち読みしかしていない可能性が高い.しかし文庫初版は自分がまだ高校生だった1999年に出ており,気付いていれば「やっと文庫で出た」と,喜び勇んで買っている可能性もある.


自分の蔵書を探せば確実なのだが,あいにく当時の蔵書は,高校卒業時に半分以上を処分(後輩に移譲)した上に,残りは実家の倉庫のダンボール箱の中にある可能性が非常に高い.


・・・いや,たかが600円程度の本に,しかも持っていたとしても探すのに苦労するような場所にあることが分かっていながら,ウジウジ悩むのはアホらしい事だとは思う.が,それでもやはり既に買っている本を二度買うのは何か悔しいのだ.そろそろ蔵書管理に,何がしかの手法が必要になっているのかもしれない(どなたか,便利な方法をご存知ないですか?).


ふと,立花隆氏は,自分の蔵書を整理収納するためだけに,ビルを一軒建てたとの話だが,その中にダブっている本は何冊あるんだろうと意地悪な事を考える.だがそんなこと考えていると,ズボラなお前と違って,立花氏はちゃんと蔵書管理しているから,必要に応じて買った版違いなどを除いてダブりなんて1冊もねーよ,なんてオチになるような気もする.


(本日の画像参照元 :"Question!"