HLG工作 塗装に関するメモ
バルサ板を削りだした翼の表面は当初ザラザラしている。工作に使ったナイフやヤスリの跡、木材中の導管などの空洞が原因だ。通常は細かい目の紙やすりで表面を整えた後、塗料(ラッカーなど)を重ね塗りして綺麗に仕上げる。しかし木材の表面を単に塗料のみで仕上げようとすると結構厚い塗膜になってしまい、軽さが身上の模型飛行機としてはちょっと頂けない。
そこで、プラモデルなどに使用されるサーフェイサーの使用を考える。これは本来、塗装面の下地に塗って細かい傷やヒケを埋め、滑らかで塗料が食いつきやすい表面を作るためのものであるが、それにより木材表面のざらつきを均すことは出来ないだろうか?うまくいけば薄い塗膜で綺麗な表面が出来るはずである。
(もっとも、仮にうまくいったとしても、無色のサーフェイサーは存在しないので木目を生かした透明仕上げは不可能である。)
参考UPL
http://www.1mokei.jp/html/work_18.htm
追記 11/24
模型屋にて聞いて見れば、
「サーフェイサーも塗料の一種だから木に塗っても染み込むだけ。滑らかな表面にしたければ分厚く塗り重ねるしかないのに変わりは無い。」
・・・楽して良い結果は得られない。