道迷いの繰り言 その続き

旧 道迷いの繰り言 移行作業のみ実施

 3Dモデルによる設計

4/30に公開したモデルの解説

今回の機体は、フリーソフトとして公開されている3Dモデリングソフト「MetasequoiaLE」(公式HP)を使用して設計した。ソフトの使い方などは以下のHPを参照してほしい。
RC実験工房/Metasequoiaの使用方法
しんちゃんの気まぐれ飛行機野郎



主翼の元になる基本図形。翼弦長と翼厚(最大翼厚)の比を合わせ、翼弦方向に20等分した直方体。分割部の厚さを、翼厚方向に縮小して翼型を作成する。分割位置を主翼整形の目安とするので、分割部は絶対に翼弦方向には動かさない。



翼型完成。・・・今回の場合10分割くらいでよかったかも・・。完成後、立体の端面部をyz平面に一致させる。こうすると片翼を作った後、「鏡像を作成」コマンドでもう片方が簡単に出来る。



翼幅方向に分割し、分割部を拡大縮小・前後移動して主翼平面形を作っていく。
注意点は以下のとおり。

  • 拡大縮小は「等比変形」で行う。
  • 分割部を翼厚方向に動かさない。
  • 翼厚の分布を示す線(翼弦方向の分割)が滑らかに繋がるのが望ましい。



主翼平面形完成後、胴体、尾翼を作る。今回、尾翼は平板としたのでごく簡単なもの。



主翼の翼厚分布の目安を、テクスチャの張替えで表現する。この写真では主翼に上半角が付いているが、これは平面形の分割部を垂直方向に持ち上げただけのものである。正確な完成図にはなっていないが、上面からみた様子が正確な展開図となる。このモデルをz軸方向からキャプチャして機体の図面とする。